私は、この時期、花粉症対策でマスクをしますが、電車通勤の行き帰り、病院内一般業務、手術中、感染領域の業務など、1日数回~10数回、マスクを交換します。
全てが新品ではなく、時と場所により、マスクを再利用しています。
(自分が使ったマスクをリサイクル)
その方法と注意点について紹介します。
リサイクル可能なマスクとリサイクル不可能なマスク
1.医療用サージカルマスク 2.市販かぜ花粉用マスク
3.N95マスク
1.医療用サージカルマスク(Surgical Mask)
インフルエンザなどのウイルス感染症が流行した時に、外来診察や病棟回診などでつけている医療用マスク。
元々、このマスクでは完全に感染(侵入)を防ぐことはできません。
このマスクは、通常の外出時など、用途によりリサイクル可能
2.市販かぜ花粉用マスク
「スキマを作らず、強力遮断」99%ウイルス飛沫をカット、PM2.5にも安心。息ラク感アップフィルタ採用
元々、このマスクは感染(侵入)を完全に防ぐことはできません。
このマスクは、通常の外出時など、用途によりリサイクル可能
3.N95マスク
感染領域での作業、感染症患者の処置・治療の際に使用する。
このマスクが必要な状況では、毎回、防護服、手袋も交換します。 このマスクは、正しく使うと、1時間つけるのも大変です。
このマスクは感染症対策用でリサイクルは不可能
リサイクルの実際
ステップ1
キッチン用除菌アルコールを、マスクの内側と外側に十分に吹きかけ、しっかり馴染ませてから、マスクを開いて干し、アルコールの自然蒸発を待つ。(約30分)
そのままでは臭いが気になるので、
ステップ2
洗顔・手洗い泡ソープを、マスクの内側と外側にかけ、全体に馴染ませるように手もみしてから、水道水ですすぎ洗いをし、マスクを開いて干す。室内で一晩、しっかり乾いてから再利用する。
通勤時の花粉症用として、3~5回リサイクルしても、有効性を実感できます。
外出時、「ちゃんとマスクしてるよ!」と、アピールする目的には十分利用可能です。マスク着用で大事なのは、自分の顔にフィットしていることと、装着してから外すまで、できるだけ手でマスクや顔を触らないことです。
製品表示の「99%ウイルス飛沫をカットする」などの性能は、元々、保証されてはいません。
リサイクルについて
インクジェットプリンタのカートリッジには、純正品とリサイクル品があります。
印刷が必要な時に、純正のカートリッジが品切れで、もし手元に、某リサイクル品があれば、メーカー保証が無くても、用途を限定して使用するのもあり、と思う!? 異論もあるでしょうけど。